― 三分法で整理する保存版ガイド ―
「税金って、全部“費用”でいいの?」
「法人税と消費税、何が違うの?」簿記3級の税金は、
“どの税金か”によって扱いがはっきり分かれるのがポイントです。
この記事では、
3級で出題される税金に関する仕訳をすべて整理し、
試験で迷わない状態を目指します。
🌳 まず大前提:3級で出る税金はこの3系統
簿記3級で扱う税金は、次の3つに分類できます。
- 取引に直接関係する税金(消費税)
- 費用として処理する税金(法人税等・租税公課)
- 一時的に預かる・立て替える税金
🧸 くま先生
くま先生「“誰の税金か”“いつの税金か”で考えると整理しやすいよ。」
① 消費税に関する仕訳(最重要)
※ ここでは 税抜方式・仮払/仮受処理 を前提にします。
① 商品を仕入れた(消費税あり・三分法)
例:商品100,000円+消費税10,000円を現金で支払った
借方:仕入 100,000
借方:仮払消費税 10,000
貸方:現金 110,000
② 商品を売り上げた(消費税あり)
例:商品200,000円+消費税20,000円を掛けで販売
借方:売掛金 220,000
貸方:売上 200,000
貸方:仮受消費税 20,000
🐧 ペンギンくん



「消費税は“自分の儲けじゃない”ので、分けて考えますよ〜。」
③ 消費税の納付(決算または支払時)
借方:仮受消費税
貸方:仮払消費税
(差額)
借方:未払消費税
👉 仮受 > 仮払 → 納付
👉 仮受 < 仮払 → 還付
② 法人税等(決算で必ず出る)
法人税・住民税・事業税をまとめて
「法人税等」 として処理します。
① 法人税等を計上(決算整理)
例:法人税等200,000円
借方:法人税等 200,000
貸方:未払法人税等 200,000
👉 支払いは翌期でも、費用は当期
② 法人税等を支払った
借方:未払法人税等
貸方:現金
🧸 くま先生



「“今年の利益に対する税金”は、今年の費用だよ。」
③ 租税公課(費用としての税金)
✔ 租税公課に含まれるもの(3級)
- 固定資産税
- 印紙税
- 自動車税
など
① 現金で支払った
借方:租税公課
貸方:現金
② 未払いの場合(決算整理)
借方:租税公課
貸方:未払金
🐣 ヒヨコくん



「法人税とは別なんだね〜!」
④ 税金の前払・未払(期間調整)
① 前払いしていた場合
借方:前払費用
貸方:租税公課
② 当期分が未払いの場合
借方:租税公課
貸方:未払費用
🐧 ペンギンくん



「“いつの分か”で調整するのが決算ですね〜。」
⑤ 税金と三分法の関係(重要)
三分法では、
- 商品の仕入 → 仕入
- 商品の売上 → 売上
👉 税金は
仕入・売上とは別で処理します。
🧸 くま先生



「消費税を“売上や仕入に混ぜない”のがポイントだよ。」
⑥ 税金の種類ごとの整理表(超重要)
| 税金 | 勘定科目 | 性質 |
|---|---|---|
| 消費税(預かり) | 仮受消費税 | 負債 |
| 消費税(立替) | 仮払消費税 | 資産 |
| 法人税等 | 法人税等 | 費用 |
| 固定資産税など | 租税公課 | 費用 |
⚠️ 税金でよくあるミス
| ミス | 正しい考え方 |
|---|---|
| 税金は全部費用 | 消費税は違う |
| 消費税を売上に含める | 仮受で処理 |
| 法人税を未払費用にする | 未払法人税等 |
| 税抜・税込を混同 | 問題文を確認 |
🐧 ペンギンくん



「“この税金は誰のもの?”と考えるとミスが減りますよ〜。」
🌲 まとめ:税金は「種類」で仕分けよう
簿記3級の税金は、
覚える数は少ないけど、判断が重要な分野です。
✔ 整理の軸
- 消費税 → 預かり・立替
- 法人税等 → 決算の費用
- 租税公課 → 通常の費用
- 三分法 → 商品勘定は動かさない
🧸 くま先生



「ここまで来たら、3級の全体像はほぼ完成だよ。」
🐧 ペンギンくん



「決算仕訳と一緒に復習すると定着しますね〜。」
🐣 ヒヨコくん



「税金も整理できた!」










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