― 三分法で整理する保存版ガイド ―
「備品と消耗品の違いがあやふや…」
「減価償却って何をしてるのか分からない」固定資産は、3級で
仕訳・決算整理・精算表すべてに関わる重要分野です。
ここでは、試験に出る固定資産の仕訳をすべて整理します。
🌳 固定資産とは?(まずは大前提)
固定資産とは、
長期間(1年以上)使う目的で保有する資産
のことです。
✔ 3級で出てくる主な固定資産
- 建物
- 備品
- 車両運搬具
- 土地
🧸 くま先生
くま先生「“すぐ使い切らないもの”は固定資産だよ。」
① 固定資産を取得したときの仕訳
① 現金で固定資産を購入
例:備品100,000円を現金で購入
借方:備品 100,000
貸方:現金 100,000
👉 固定資産が増える
② 預金で固定資産を購入
借方:備品
貸方:普通預金
③ 掛けで固定資産を購入
借方:備品
貸方:未払金
🐣 ヒヨコくん



「仕入じゃなくて“備品”を使うんだね!」
② 固定資産取得にかかった付随費用
固定資産を使える状態にするまでの費用は、
取得価額に含めます(3級超重要)。
✔ 含めるもの
- 運送料
- 据付費
- 購入手数料
例:
備品90,000円+運送料10,000円
借方:備品 100,000
貸方:現金 100,000
🧸 くま先生



「“使える状態まで”にかかったお金は仲間入りだよ。」
③ 固定資産の減価償却(決算整理・最重要)
3級では 定額法のみ を扱います。
① 減価償却の基本仕訳
例:
備品120,000円/耐用年数4年
年間の減価償却費:30,000円
借方:減価償却費 30,000
貸方:減価償却累計額 30,000
👉 費用を計上し、資産価値を減らす
🐧 ペンギンくん



「“減価償却累計額”は資産のマイナス項目です〜。」
④ 固定資産を売却したときの仕訳
① 帳簿価額と同額で売却
例:帳簿価額50,000円で現金売却
借方:現金 50,000
貸方:備品 50,000
【H3】② 利益が出た場合
例:帳簿価額50,000円 → 60,000円で売却
借方:現金 60,000
貸方:備品 50,000
貸方:固定資産売却益 10,000
③ 損失が出た場合
例:帳簿価額50,000円 → 40,000円で売却
借方:現金 40,000
借方:固定資産売却損 10,000
貸方:備品 50,000
🐣 ヒヨコくん



「売った差額が“益か損”になるんだね〜!」
⑤ 固定資産を除却・廃棄したとき
① 除却損が出る場合
例:帳簿価額30,000円の備品を廃棄
借方:固定資産除却損 30,000
貸方:備品 30,000
② 減価償却累計額がある場合(代表例)
借方:減価償却累計額
借方:固定資産除却損
貸方:備品
🧸 くま先生



「売らずに捨てたら“除却”だよ。」
⑥ 固定資産と修繕費の区別(3級頻出)
① 修繕費(費用処理)
- 原状回復
- 通常の修理
借方:修繕費
貸方:現金
② 資本的支出(固定資産に加算)
- 能力アップ
- 使用期間の延長
借方:備品
貸方:現金
🐧 ペンギンくん



「“性能が上がったかどうか”で判断しますよ〜。」
⚠️ 固定資産でよくあるミス
| ミス | 正しい考え方 |
|---|---|
| 仕入を使う | 固定資産は仕入じゃない |
| 減価償却を毎回仕訳 | 決算整理だけ |
| 修繕費と混同 | 能力UPなら資産 |
| 売却益・損を忘れる | 差額は必ず処理 |
🌲 まとめ:固定資産は「長く使う」を意識しよう
簿記3級の固定資産は、
“買う → 使う → 価値を減らす → 手放す”
という流れを押さえればOKです。
✔ 覚えるポイント
- 取得時は固定資産
- 付随費用は取得価額に含める
- 減価償却は決算整理
- 売却・除却は益か損を必ず処理
🧸 くま先生



「固定資産は“時間”がキーワードだよ。」
🐧 ペンギンくん



「流れで覚えると、仕訳が一気につながりますね〜。」
🐣 ヒヨコくん



「これで固定資産も怖くなくなった!










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