― 三分法で整理する保存版ガイド ―
「資本金?株式?個人商店と何が違うの?」
「株主が出てきた瞬間、急にむずかしく感じる…」安心してください。
簿記3級の株式会社会計は、
**仕訳の種類も考え方も“限定的”**です。
この記事では、
3級で出題される株式会社会計の仕訳をすべて整理し、
個人商店との違いもセットで理解できるように解説します。
🌳 まず大前提:株式会社会計の特徴
簿記3級でのポイントはこの3つだけ。
- 元入金がない → 資本金を使う
- 利益の行き先 → 繰越利益剰余金
- 株主との関係がある → 配当が登場
🧸 くま先生
くま先生「“元入金が資本金に変わる”だけでも、だいぶ整理できるよ。」
① 株式の発行と資本金(最重要)
① 株式を発行して資金を受け取った
例:株式を発行し、現金1,000,000円を受け取った
借方:現金 1,000,000
貸方:資本金 1,000,000
👉 株主から集めたお金=会社の元手
🐣 ヒヨコくん



「元入金じゃなくて資本金なんだね〜!」
② 株式申込証拠金を受け取った(3級範囲)
申込時(まだ発行前)
借方:現金
貸方:株式申込証拠金
株式発行時
借方:株式申込証拠金
貸方:資本金
🐧 ペンギンくん



「“一時あずかり”から“正式な元手”に変わる流れですね〜。」
② 利益処分と剰余金(決算後の処理)
① 当期純利益の計上
決算で確定した利益は、
繰越利益剰余金に振り替えます。
借方:損益
貸方:繰越利益剰余金
👉 個人商店の 元入金 に相当。
🧸 くま先生



「“会社にたまった利益”って覚えるといいよ。」
③ 剰余金の配当(株式会社会計の特徴)
① 配当金を支払うことを決定
例:配当金50,000円を支払うことにした
借方:繰越利益剰余金 50,000
貸方:未払配当金 50,000
👉 配当は費用ではない(超重要)。
② 配当金を支払った
借方:未払配当金
貸方:現金
🐣 ヒヨコくん



「給料や広告費とは違うんだね!」
④ 法人税等(株式会社でも同じ)
株式会社でも、
法人税等の考え方は個人商店と同じです。
① 法人税等を計上
借方:法人税等
貸方:未払法人税等
② 法人税等を支払った
借方:未払法人税等
貸方:現金
🐧 ペンギンくん



「ここは迷わず“費用”ですよ〜。」
⑤ 株式会社会計と三分法の関係
三分法は、
商品売買の処理方法なので、
株式会社会計でも変わりません。
✔ 変わらないこと
- 商品の仕入 → 仕入
- 商品の売上 → 売上
- 売上原価は決算で調整
✔ 変わるのはここだけ
- 元入金 → 資本金
- 利益 → 繰越利益剰余金
🧸 くま先生



「会社の形が変わっても、商品売買は同じだよ。」
⑥ 株式会社会計でよくあるミス
| ミス | 正しい理解 |
|---|---|
| 元入金を使う | 株式会社は使わない |
| 配当を費用にする | 純資産の減少 |
| 利益を資本金に入れる | 剰余金へ |
| 三分法を忘れる | 商品は直接動かさない |
🐧 ペンギンくん
「“個人商店との違い”を意識するとミスが激減しますよ〜。」
🌲 まとめ:株式会社会計は「置き換え」で理解しよう
簿記3級の株式会社会計は、
新しい仕訳を覚えるより、置き換えるだけ。
✔ 置き換え表
| 個人商店 | 株式会社 |
|---|---|
| 元入金 | 資本金 |
| 利益 | 繰越利益剰余金 |
| なし | 配当 |
🧸 くま先生



「ここを整理できたら、3級の山は越えたも同然だよ。」
🐧 ペンギンくん



「あとは決算と精算表とセットで復習ですね〜。」
🐣 ヒヨコくん



「会社バージョンも分かった!」










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