「帳簿を締め切るって、実際に何をすればいいの?」
「決算整理や精算表のあと、どんな作業があるの?」“意味”は分かってきたけれど、
「やり方」がぼんやりしている人がとても多いテーマです。
今回は、
帳簿の締め切りを“手順どおり”にやる方法を、
🌳 帳簿の締め切りは「3つの作業」でできている
帳簿の締め切りは、実は次の3ステップだけ。
- 決算整理が終わっているか確認
- 損益勘定を締め切る
- 資産・負債・資本を次期へ繰り越す
👉 精算表が完成していれば、8割は終わっています。
🧸 くま先生
くま先生「締め切りは、精算表の“後片づけ”みたいなものだよ。」
🧾 ステップ① 決算整理・精算表を最終確認する
締め切り作業は、
決算整理が終わってから行います。
チェックするポイントは3つだけ。
- 決算整理仕訳はすべて反映されているか
- 精算表の借方・貸方は一致しているか
- 損益と貸借への振り分けが正しいか
🐧 ペンギンくん



「ここがズレていると、締め切り後に全部やり直しになりますよ〜。」
📉 ステップ② 損益勘定を締め切る(損益振替)
次に行うのが、
収益・費用の勘定をまとめて締め切る作業です。
① 収益の締め切り
- 売上などの収益科目の残高を
- 「損益」勘定へ移す
(例)
借方:売上 / 貸方:損益
② 費用の締め切り
- 給料・水道光熱費などの費用を
- 「損益」勘定へ移す
(例)
借方:損益 / 貸方:給料
👉 これで
収益・費用の残高はゼロになります。
🐣 ヒヨコくん



「いったん全部まとめて消す感じなんだね〜!」
📊 ステップ③ 損益を資本へ振り替える
損益勘定に集まった金額は、
当期純利益(または損失) です。
● 利益が出た場合
借方:損益 / 貸方:繰越利益剰余金(または元入金)
● 損失が出た場合
借方:繰越利益剰余金(または元入金) / 貸方:損益
🧸 くま先生



「1年の結果を“元手”に反映させる作業だよ。」
🏦 ステップ④ 資産・負債・資本を締め切る
最後に、
次の期に引き継ぐ勘定を締め切ります。
✔ 締め切って次期へ繰り越すもの
- 現金
- 売掛金
- 買掛金
- 借入金
- 資本金・元入金
これらは
「次期繰越」勘定を使って締め切ります。
(例)
借方:次期繰越 / 貸方:現金
※ 実際の順番や左右は、勘定の残高方向によって変わります。
🐧 ペンギンくん



「“残すものだけ次に渡す”イメージですね〜。」
🗂 帳簿を締め切ると、何が完成する?
帳簿の締め切りが終わると、
- すべての勘定がきれいに整理される
- 次の期は「ゼロ」からスタートできる
- 財務諸表の数字が確定する
👉 これで 決算が正式に完了 です。
🐣 ヒヨコくん



「ゴールまで来た感じがする〜!」
【H2】⚠️ 初心者がやりがちなミス
① 決算整理前に締め切ろうとする
→ 必ず整理 → 精算表 → 締め切り の順。
② 損益振替と次期繰越を混同する
→ 損益は「消す」、資産・負債は「残す」。
③ 全勘定を同じやり方で締め切る
→ 締め切り方は 勘定の性質ごとに違う。
🧸 くま先生



「“消すもの・残すもの”を分けると迷わないよ。」
🌲 まとめ:帳簿の締め切りは“片づけの順番”を守るだけ
帳簿の締め切りは、
難しい計算より 順番を守ること が大切です。
✔ やることはこの流れ
- 決算整理・精算表を確認
- 収益・費用を損益へ
- 損益を資本へ
- 資産・負債を次期へ
🧸 くま先生



「流れを覚えれば、締め切りは怖くないよ。」
🐧 ペンギンくん



「次は“次期繰越仕訳”の記事とセットで読むと完璧ですね〜。」
🐣 ヒヨコくん



「よし、最後までつながった!」










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