「帳簿を締め切るって、何をすること?」
「決算整理や精算表と関係あるの?」簿記を勉強していると必ず出てくる
「帳簿の締め切り」 という言葉。
でも、意味がふんわりしたまま進んでしまう人も多いテーマです。
今回は、
“なぜ帳簿を締め切るのか”
“何のための作業なのか”
を、流れでやさしく整理します。
🌳 帳簿を締め切りとは何をすること?
帳簿を締め切るとは、一言でいうと、
「1年間(または一定期間)の取引をここで区切りますよ」
と宣言して、次の期間へ進むために区切りをいれること
です。
ずっと書き続けている帳簿を、
いったんストップして整理する作業
だと思ってください。
🧸 くま先生
くま先生「ノートの1ページを終えて、次のページと違うことをはっきりさせることかな。」
❓ なぜ帳簿を締め切る必要があるの?
帳簿を締め切る理由は、大きく3つあります。
① 正しい利益を計算するため
会社やお店は、
「今年はいくらもうかったのか?」
を毎年きちんと計算する必要があります。
帳簿を締め切らないと、
- 去年の売上
- 今年の売上
がごちゃ混ぜになってしまいます。
👉 期間ごとに区切るから、正しい利益がわかる のです。
🐧 ペンギンくん



「“いつの儲けか”をはっきりさせるためですね〜。」
② 財産の状態をはっきりさせるため
帳簿を締め切ると、
その時点での
- 現金はいくら?
- 借金はいくら?
- 商品はいくつ残ってる?
が分かります。
👉 これが 貸借対照表 につながります。
🧸 くま先生



「今この瞬間の“会社の体力”をチェックするんだよ。」
③ 次の期間をスッキリ始めるため
締め切りをしないと、
前の年の数字を引きずったまま
次の取引を書き続けることになります。
帳簿を締め切ることで、
- 収益・費用はリセット
- 新しい1年をゼロからスタート
できるようになります。
🐣 ヒヨコくん



「会計の期間が1年の場合は新年ていう感じだね〜!」
🧾 帳簿の締め切りと決算整理の関係
帳簿は、いきなり締め切るわけではありません。
順番があります。
✔ 帳簿締め切りまでの流れ
- 日々の取引を記帳
- 決算整理仕訳を行う
- 精算表で確認
- 帳簿を締め切る
- 次期へ繰り越す
👉 決算整理と精算表は、締め切り前の準備運動です。
🐧 ペンギンくん



「整理してから閉じる、が鉄則ですよ〜。」
📒 締め切りで実際に何が起きている?
帳簿を締め切るとき、
中ではこんなことが起きています。
① 収益・費用の勘定が締められる
- 売上
- 給料
- 水道光熱費 など
👉 これらは 損益勘定 と呼ばれ、
締め切り後は ゼロに戻されます。
② 資産・負債は次期へ引き継がれる
- 現金
- 売掛金
- 買掛金
- 借入金 など
👉 これらは 次の期でも続くもの なので、
残高がそのまま引き継がれます。
🧸 くま先生



「消えるものと、引き継ぐものを分ける作業でもあるんだ。」
⚠️ 初心者が混乱しやすいポイント
① 帳簿を締め切る=帳簿を閉じるだけ、と思ってしまう
→ 実際は 整理+確認+区切り の作業。
② 決算整理と締め切りを混同する
→ 整理は準備、締め切りはゴール。
③ 精算表との関係が見えない
→ 精算表は「締め切っていいか確認する表」。
🐣 ヒヨコくん



「順番がわかると安心するね〜!」
🌲 まとめ:帳簿の締め切りは“区切りをつける作業”
帳簿を締め切る目的はシンプルです。
- 期間ごとの利益を正しく出す
- 今の財産を確認する
- 次の期間をスッキリ始める
だからこそ、
決算整理 → 精算表 → 帳簿の締め切り
という流れが大切になります。
🧸 くま先生



「区切りをつけるから、次の一歩が軽くなるんだよ。」
🐧 ペンギンくん



「ここが分かると、決算全体が一本につながりますね〜。」
🐣 ヒヨコくん



「なるほど〜!流れが見えてきた!」
帳簿の締切のやり方はこちら












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